しかも、それが−3点、というシビアな数値であることに驚いちゃったついでに、
ご評価について、
しづくが思うところを、書いちゃおうかなぁ、と思いました。
きっと、声優側は、みなさんそうだと思うのですが、
しづくは、作品ひとつひとつのご評価を、とても気にしています。
いや、それにしたって、しづくは気にしすぎじゃないか? と、
内心、苦笑している方もいらっしゃるかなぁ、とも思います。
しづくは、自分の納得のできない作品は、提出しません。出せません!
だから、「読みの出来が悪い」ということは、ない、
おこがましいようですが、そう思っています。
それでも、納品するたびに心配なのは、ふたつの「勘違い」です。
ひとつは、「イメージのズレ」
しづくが作品から受け取ったイメージと、
ご依頼者さまの作品に込めたイメージがずれていた場合です。
しづくが声で表現した世界観が、
ご依頼者さまの頭の中の世界観と大きくずれていたら、
ご依頼者さまを落胆させてしまいますものね。
これは、ある意味、避けられないことだとも思うんです。
大好きな漫画が、アニメ化されたときに、
当てられている声が、自分が描いていたイメージと大きく違って、がっかり…
ありますよね?
これって、「正解」とか、「間違い」ではなくて、
個人個人の感性に関わることで、
ある人は「そこがいい!」と思うところが、
ある人には「耐えられない!!」ということもあるわけです。
だから、しづくも、低い評価をいただくこともあるし、
「テンポがゆったり過ぎて眠くなりました」とか、逆に、
「速すぎて、ゆっくり浸っていられません」とか、
「自分の設定より、若すぎる気がします」とか、
「もっと強気に攻めてほしかった」とか、
いろいろなご感想をいただきます。
そういうときは、
「あぁ、イメージの作りどころがずれてしまった」と思い、
ご期待の世界観に寄り添えなかったことにお詫びをし、
リテイクの申し出をします。
もうひとつの勘違い、それは、「思い込みによる読み間違い」です。
どういうわけか、一度、そう思い込んでしまうと、何度読んでもそう読める、
そういうことってないですか?
「コミュニケーション」を「コミニュケーション」だと思い込んでいると、
どんなに見直しても、自分の間違いに気づかない、みたいな・・・。
それから、アクセント。
自分の言い慣れたアクセントが、標準的なアクセントとずれていることに
気づかないまま提出してしまう。
そんなことが、つい最近もありました・・・。
ですから、ご評価とご感想がいただけるまでは、
はたして、自分が、ご期待に添えるものを納品できたのかどうか、
ほんとうに不安で、落ち着かない気分になります。
そして、そのまま、ご評価をいただけないと、
お送りした作品が、いかにも宙ぶらりんの作品に思えてきて、
自分の中の、その作品への評価が、一気に下がってしまうんです
実は、しづく、褒められちゃったら、うれしくて
その、納品した作品を何度も聴き返してニヤニヤしたりしちゃうイタいヤツなのですが、
ご評価をいただけないと、
2度と開く気になれない、辛い作品になってしまうんです・・・。
だから、しづくは、ぜひ、ご評価とご感想をいただきたい!
ご期待に添えていなかったら、読み直します!
ご指摘は、次につなげます! しづくの肥やしになります!!
もうひとつ、、、これは、現実的な問題で、俗な問題で、
恐縮なのですが、、、
やっぱり、評価の順位が高いことは、うれしいことで、
心の支えになり、励みになります。
ところが、しづくは、仕事のスピードを上げられないので、
数をこなす、ということができません。
そうなると、いただいたご依頼を、確実にご評価に結び付けて行くしかなくて・・・。
だから、
ご満足いただけても、たとえ、ご不満な出来でも、
ぜひぜひ、ご評価とご感想をくださいませ!!
しづくの心からのお願いです
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