週明けに持ち越してしまいました〜。
土曜日も、日曜日も、細切れの時間に少しずつ、それなりに進んだんですけれどもね。
3000文字弱ですから、
長いファイル、と言うわけでもなくて・・・

掛け合いなんです。
掛け合い作品を作るときは、
まず、登場人物ごとの台詞のファイルを作ります。
これは、声のブレをなるべく避けるためです。
人物一人の気持ちに、通しで寄り添っていられるので、
気持ちの流れも追いやすい。
掛け合いって、相手の台詞を聞いて、気持ちが動いて、発せられる、
相手の出方次第で、ダイナミックに変化して膨らんでいくものですから、
他の人と台詞を振り分けた場合には、別録りをして後から合わせると、
台詞の流れがチグハグになりがちなんです。
複数の声優さんに台詞を依頼して、
後から合わせたご経験のある方なら、納得していただけるかと思います。
でも、ほら、そこは、1人でやってますから、
相手役は、ちゃんと、心の中で台詞を発してくれている

・・・とにかくそうやって、登場人物ごとに通し読みをして、
登場人物の数だけ、音声ファイルを作る。
そして、そのそれぞれを聴き返して、何種類にも読み変えている台詞の中から、
一番「ふさわしい」と思うものを選び出し、ノイズをカット、読み間違いをチェック、
ノイズが台詞にかかっている部分とか、読み間違えている部分とか、
納得できない台詞は、読み直す。
その後、今度は、台詞の合成作業。
ここが一番楽しみで、ワクワクドキドキする部分です

登場人物たちがちゃんと「生きて」会話をして、
シーンが、シーンとして立ち上がり、情景が浮かび上がるか??
「生きた会話になった!」と感じたときには、そりゃ嬉しい

でも、ここで
台詞の流れに違和感がある場合には、その部分は読み直しになりますし、
時に、
「そもそも、登場人物同士の作りどころの相性が悪すぎ」なんていう事態が起こると、
その人物の台詞を全とっかえする事態になることもあります。
通し読みからやり直しです

そして、今日は、
きのう発見した、読み直し部分を録り直したら、今度は、
その、合成作業です

今回は、トライアルファイルも作ったから、
声の相性は、大丈夫だと思うんだけど・・・。
距離感のつじつまは合っているかな〜? ウンウン、楽しみ

そのあと、今回は、効果音をかぶせなければなりませんので、
まだ、しばらく、時間がかかりそうなんですけれど・・・
今日中に納品できるといいなぁ


いえ、これがいつものペースで、、、お待たせしてすみません!
私も、楽しく仕事をしております! がんばりますっ!
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