きのう、今年最初のご依頼を、納品させていただきました

再販作品です! ある意味、すごくハードですっ!
とてもチャレンジングな作品でした。
あの、、、、念のためにお伝えいたしますが

自分のことのように語っているけれど、内容は、すべてフィクションです。
<ご依頼者さまから「テキスト」をいただいて、それを、「音声」にする>
基本的には、いただいた文章を読み上げるわけですが、
今回のご依頼は、
状況説明の叙述を読んで、その設定どおりの台詞を組み立て演技をする、
そんなお仕事でした。
放送劇、ラジオドラマ形式のシナリオを書いたご経験をお持ちの方なら、
共感していただける、と思うのですが、
何しろ、耳への情報だけで、すべてを描かなくてはいけないところが、
とにかくたいへん!!
映像なら、一目でわかるところも、すべて、言葉で説明をしなくちゃなりませんから。
たとえば、
「首筋から胸へとキスをする」という状況、
実際のシーンなら、キスの音だけで、言葉なんて、発しないと思うんです。
でも、それじゃ、何をしているんだか分かりませんから、
・ナレーションをはさんで、
(彼女は、男の首筋に熱い舌を這わせながら、次第に体の位置を下げて行く。
そして、胸まで到達すると、男の乳首を音を立てて吸い上げ始めた)
「ぅふ、感じやすいのね」
なんて、叙述する。
・独白で、
『まず、首筋から責めちゃおうかしら?』
(レ〜、エ〜〜〜)
『ぅふふ、感じてる〜。首筋、弱いんだ! じゃ、おっぱいは、どうかしらね?
よいしょっと』
(レロレロ〜〜、チュパチュパ)
『ぅわぁ、乳首吸われて、ビクビクしてる〜』
と、心の動きで語らせる
・全部を台詞にして、
「じゃ、上の方から、キスして行ってあげるね。まず、首筋から。レ〜、エ〜〜〜
ぅふ! 気持ちいい? うれしい!
じゃあ、おっぱいはどう? 乳首の回り、くるくるしてあげる! レロレロ〜〜
今度は、吸っちゃう! チュパチュパ
あ、今、ピクッてなった! かわいい!」
みたいな感じ?
しづくは、できるだけ、全部台詞にしたい派なんですけれど、
実際、こんなに喋りながらキスする人はいないでしょうから、
やりすぎると、うるさいし、説明っぽさが鼻につく。
その、ほんとは不自然なことを、
どれだけナチュラルに語り、
過不足なく状況を見せるか、
そんなところに、いつも、頭を抱えます。
押していただけるととても励みになります♪