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その差し替え、
作業が楽なものと大変なものがあります。
差し替え箇所が多量にあるものは、
少ないものより当然、大変です。
でも、数が同じでも、
たとえば、「一郎くん」を「次郎くん」に差し替えるのは、
「三郎くん」に差し替えるより、
ずっと手間がかかります。
それは、
「一郎くん」と「三郎くん」は、同じ平板アクセントだけれど、
「次郎くん」は、頭高アクセントだからです。
「一郎くん」から「三郎くん」だと、
「いちろう」という音を「さぶろう」という音に入れ替えるだけで済むけれど、
「一郎くん」から「次郎くん」だと、
その後もごっそり、たとえば、
「一郎くんは好き?」から「次郎くんは好き?」だったら、
「じろうくんはす」くらいは、入れ替えなくちゃならない。
「一郎くんは好き?」は「低高高高高高高低高」
「次郎くんは好き?」は「高低低低低低低高」
なので、こういうことが起こる。
また、
アクセントのほかにも、音の塊の切れ目がどこにあるか? でも、
たいへんさが変わります。
音の塊は、無声音で切れますから、
近くに無声音がないと、ごっそり入れ替えることになる。
「私はタケシが好きよ」から「私はカズキが好きよ」なら、
「かずきがす」を入れ替えることになるけれど、
「私はタケシが好きよ」から「私はアキラが好きよ」
だとすると、
「しはあきらがす」または「わたしはあきらがす」を
入れ替えなけらばならないのです。
って、、、、
なんのこっちゃ?
ですよね〜〜〜

まぁ、
一見、同じ作業に見える差し替えも、
アクセントや無声音の位置などの条件で、
たいへんさが変わる、ということです〜〜〜
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