「句読点と読みとの関係」についてのご質問をいただきました。
これについて、
しづくはずっと、思っていることがあるんです。
友人が、
「小学校で、「、」は一拍、「。」は二拍休む、と習った」
と言っていて、
びっくりしたことがあります。
いえいえ、
そんな決まりはない!! と思います〜〜〜
「2、3日」「4、5年」と書かれていたら、
「にさんにち」「しごねん」と読みますよね?
「に さんにち」「し ごねん」とは読みませんよね?
では、なぜ、間に「、」を入れるのか?
それは、
「23日」じゃ「にじゅうさんにち」になってしまうからに決まっています!!
そうなんです!!
「、」は、
目で読むときに間違えないように、
また、読みやすいように入れるものなんです!!
もともと、
小説にしても、新聞記事にしても、
黙読することを前提に書かれているものです。
夏目漱石だって、芥川龍之介だって、森鴎外だって、
音読されることを前提には、執筆しなかった、と思うんですよね〜
音読するときにまず大切なことは、
「内容がよく伝わる」ことで、
そのための「間」が適切であれば、
書かれた句読点は、
必ずしも「切る」必要はない、と、
しづくは、思います。
しかしながら、
萌えボイスのご依頼者さまのテキスト、
これは明らかに、
「読むことを前提にして書かれている」ものです。
そして、
「ここで「間」取ってほしい、という意味の句読点」だろうな、
と感じる「、」が、
たしかに存在します。頻繁に・・・
そのようなご依頼者さまのご希望を感じる「、」が打たれているときは、
その「間」を、意識して読むよう努めております。
・・・ということで、
お答えになっておりますでしょうか??
📩 21:18 拍手メッセージの方へ

詳細なご説明、ありがとうございます!!
いろいろお聞きするごとに、関西弁のニュアンスとアクセントの繊細さ、深さについて、感銘を受けるばかりです〜〜
「よういわんわ」 物凄い汎用性を持つ言葉ですね〜〜〜 感心することしきり、です!!!
きのういただいた拍手数・・・20
