・ メールからのご依頼 １１００文字
今日からさっそく作成に入りたいと思っております
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朝、
玄関のチャイムが鳴りました。
インターホンに出てみると、
「〇〇交番から参りました××と申します。
定期巡回に参りました」
だったかな？
そんなことを言うのです。
一瞬、ん？ 本物？？ 詐欺？？？
と不安がよぎったのですが
各家庭の構成を把握するために定期的に回ってくる、
あれじゃないかしら？
だとすると、
過去からの引継ぎのファイルを持っているはずだから、
見ればわかる、
と、
玄関に出ました。
警官の制服を着た人が立っていて、
そのファイルを示し、
「この状態から変化はありませんか？」
と聞かれたので、
ああ、本物の警官だ、と確信を持つことができました。
「最近、このあたりで気になる出来事や心配なことなどありませんか？」
「特に思いつきません」
「ご協力ありがとうございます。
以上です。
また、違う警官が回ってくることもあるかと思いますが、
その時は、よろしくお願いいたします」
と言うので、
「あ！ 私はそれが怖いです。
私はそれが本物の警官だ、と見分けることができません」
というと、
「警官は、警察手帳を持っています」
と、警察手帳も見せてくれました。
「見せてもらっても、よく似せた偽物と見分けられる自信がありません」
というと、
「そういう時は、この時世です。
一度断って、警察署の方に電話して確かめてください」
と言われたので、
「ぜひそうします！」
と答えました。
・・・ほんとに、めんどくさい世の中だと思うけれど、
個人情報を他人に告げることになるわけだから、
そのぐらいの注意が必要だよね？？
警察にしてみれば、
仕事がしにくくて困るだろうけれど、
それでなりすましの事件が起きてしまえば、
それはそれで
警察を煩わせる事件になるわけだし・・・
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